新たな一歩を踏み出すのなら 介護業界に未経験で転職する前に知っておきたいこと

介護業界に未経験で転職する前に知っておきたいこと

未経験から介護職に就いた人は、たくさんいます。統計を見ると、全体の7割程度は何かしらの介護経験がありますが、2割から3割の人は未経験で介護職の仕事を始めています。未経験の状態から介護職へ転職する際の注意点として、知っておくと後から後悔しないことがいくつかあります。

1つ目は、介護職はシフト勤務が多いという点です。介護職が活躍する職場の多くは、高齢者や要介護の人が生活している施設です。24時間体制で介護職が常駐するため、日勤だけでなく夜勤もありますし、週末にもシフトは当然ですが入ります。介護職はこのような働き方が多いため、平日だけ規則正しい勤務時間で働きたいという人にとっては、このシフト勤務に対してストレスがたまるかもしれません。また、生活のリズムが崩れることによって体調を崩してしまう人もいます。

2つ目は、排泄介助が職務の一つとなっていることです。介護職のお仕事は介護が必要な人をケアすることで、体力が必要な作業もあれば、キレイとは言えない排泄介助などの職務もあります。経験を積むことで慣れますが、何度やっても慣れない人も中にはいます。あらかじめ理解して納得した上で転職することをおすすめします。3つ目は、高給な仕事ではないという点です。ステップアップすれば給料アップを期待できるとは言え、未経験で働き始めると給料は決して高くはないでしょう。経験が浅いうちは夜勤の数も制限されたり、資格がなければ資格手当もつかず、かなり低めの給料で働く可能性もあります。